Akihiro Yasui
いいアイデアを広めたい。ヨーロッパから日本へ。日本から、世界へ。
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どうしてイマ、世界中で先住民族の食が注目されているか。

どうしてイマ、世界中で先住民族の食が注目されているか。

北欧ではここ数年、先住民族に習った野草レストランが大ブームになっています。ドイツでは薬草の使い方がもう一度見直され始めています。日本からはアイヌ民族が参加をした先日イタリアで開催された世界最大の食の祭典「テッラ・マードレ」でも世界各国からの先住民族の食への注目の高さが際立っていました。

 

どうしてイマ、先住民族から学ぶことが世界でこれほど注目されているのでしょうか?

 

一つの大きな理由には気候変動があります。

 

例えば、今回イタリアで提供したアイヌ弁当メニューの、

黍ごはんおにぎり
ハスカップおにぎり
豚肉炒め物 シケレペのソース
キトピロの出汁巻卵
コンプシト
セタエントのゼリーとお茶

といった料理はきっと未知な方が多いと思います。

 

今後気候変動や人口増加によって「世界食糧危機」が起こるというのは皆さん聞いたことがあると思います。昆虫食やミドリムシが注目されているのもそれです。(僕はまだ食べたことはありませんが)

 

スーパーでなんでも揃う飽食の現代では想像することは難しいかもしれませんが、世界中の人々に充分な食料が行き渡らなくなる世界食糧危機に有効な一つの手段は「食の多様化」です。「今食べている野菜や果物が充分に回らなくなるなら、今はまだ多くの人が食べていないものに目を向けてみよう」という考え方です。

 

そこで今北欧を中心にヨーロッパでは世界中の先住民族の食べものに関心が集められています。世界中のほとんどの人がまだ食べたことのない先住民の食事に、「未来の食」の知恵やヒントが隠されているからです。

 

僕は普段ヨーロッパのスタートアップの活動をインタビューをし映像と記事で日本に情報発信をしていますが、活動の根幹にあるのは自然環境と社会の持続可能性「サスティナビリティ(Sustainability)」です。

 

自分たちの次の世代の「未来の食」を考えるために、今先住民族の食から学ぶ。それは自然環境と社会の持続可能性「サスティナビリティ(Sustainability)」に根付いています。

 

今回の「アイヌ映像プロジェクト」をきっかけに、すでに先住民族に関心を寄せている海外だけでなく、日本でもアイヌを含めた先住民族の「未来の食」に関心を持ってもらう。そんな日本の食のムーヴメントになるような映像に仕上げたいと思っているので、現在行なっているクラウドファンディングで御支援と御協力をいただけましたら大変嬉しく思います。

 

予告編が完成致しましたので、御覧ください。

クラウドファンディングは10/6(土)までです。

 

北海道のアイヌの地から必ず日本の「未来の食」に繋がるような知恵とヒントをお届け致します。

よろしくお願い致します。

Aki

 

クラウドファンディング:
https://camp-fire.jp/projects/view/95768

 

 

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