6/25(木)Online『いかしあうローカルコンポスト 〜 地域でサーキュラーエコノミーに取り組む一歩目~』
6/25(木)19時〜 Online『いかしあうローカルコンポスト 〜 地域でサーキュラーエコノミーに取り組む一歩目~』
https://gdsh006.peatix.com/
あたためていたイベント、ついに公開です..!普段あまり話題に上がることはありませんが、僕は「生ごみ」はコンポストで活かされることによって社会をよりよくし得るキーになると思っています。
『自然界には元々「廃棄物」は存在しなかった。』
という話は最近よく耳にするようになったと思います。
それは、従来自然界の中では全ての構成物が生態系の中で何らかの役割を持てていたからです。
ということは、今僕たちの社会で悩みの種になっている「廃棄物」も、人間の創造力・想像力次第では、一つの役割を終えた後も別の資源として活き続けることができるかもしれない。
例えば、何かを作る際に、一つの役割を終えた後にも別の役割を持ちやすいように工夫した設計やデザインを行ってあげたり、
そうした流れを円滑にする全体の仕組みを整えてあげたりする。
社会でも生態系でも「多様性」がどうして欠かせないか、ということも見えてくる。
自分たちの取り組みで「資源」として社会の中で活用し続けることができる。
生ごみはその中でも、誰もが今日から考えを巡らせることが行いやすい対象だと思います。
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今回は僕が「どうしてもこのメンバーでイベントを開催したい..!」ということで、無理を言ってお忙しい中有力な方々に集まっていただくことができました!
Jun Kamoshida(鴨志田農園(Kamoshida farm) 園主 / コンポストアドバイザー)
Atsushi Sakao(Onibus Coffee)
Shotaro Uehara(greenz.jp / Urban Farmers Club(アーバンファーマーズクラブ))
安居(サーキュラーエコノミー研究家)
鴨志田くん(かもしー)は日本でも数少ないコンポストの技術指導ができる専門家。ネパールの国家事業としてコンポスト指導や有機農業学校の設立に関わりながら、東京の飲食店とも提携をしてコンポストの実用化を進めている実力は折り紙つき。坂尾さんは僕が一方的にファンのスペシャリティコーヒーショップONIBUS COFFEEのオーナーさんで、日本とベトナムに6店舗を展開。かもしーとコーヒーかすの堆肥化にも成功。一度是非色々お話しさせていただきたいと思っていたので今回のイベントにお声掛けさせていただきました。植原くんはgreenzのCOO兼Urben Farmers Clubの理事でもあり、彼もかもしーと堆肥化に取り組んでいるのでイベントではガッツリ東京での都市型農業やコンポスト堆肥の利用について話を聞きたいと思っています笑
今回のゲストの記事です。読んでおもしろいと思って頂けたら是非参加していただけたらと思います!
『彼の人生が運命にハマる時、日本の農業技術がネパールを改革するカモ』
https://poke-m.com/stories/1205
『コスタリカのコーヒー農園で見た「サーキュラーエコノミー」の理想』
https://forbesjapan.com/articles/detail/28228
『都会の農業を活性化。アーバンファーマーズクラブが結成』
https://agri.mynavi.jp/2018_04_04_23891/
『サーキュラーエコノミーとは、多様性がもたらす「やさしい経済」。安居昭博×IDEAS FOR GOOD編集長対談』
https://cehub.jp/interview/yasui-akihiro-kato-yu/
かもしーの師匠の橋本力男先生の著書です。事前に読んでいただけたらイベントでの内容理解度がグッと深まるかと思います。
https://amzn.to/3fkyJ6x
僕が普段生活をしているアムステルダム市は、サーキュラーエコノミー政策の一環として公共コンポストの設置を通じた生ごみの地域での活用を進めています。
日本ではそもそも「生ごみ」は可燃ごみに分類されてしまうことが多いため「生ごみ」の正確なデータが見つかりにくいという課題もあるのですが、可燃ごみのうちおよそ3割を生ごみが占めているそうです。燃えない生ごみを頑張って燃やすために膨大な助燃剤・石油が輸入され使用されているとも言われています。
「生ごみ」がコンポストを通じて地域の「資源」として活用することができたら、
行政はごみ収集頻度と焼却処理場の稼働率を抑えることができる。
企業は新しいビジネスができるかもしれない。
住民は税負担を減らすことができ、他人とさりげないコミュニケーションを取るきっかけになるかもしれない。
輸入依存を減らし、地域で資源を循環できる体制を整えることができる。
ひとえに「コンポスト」といっても色々な種類があり、行政面でも人口比に応じて多様なアプローチがあるそうです。
今回はゲストにそんなお話を伺いつつ、参加者の方々とも一緒にコンポストで地域の生ごみを活用する方法を深掘りをしていければと思います。
いろいろな新しいひらめきや化学反応が生まれそうで今からワクワクしています!😊
25日、お待ちしています!